農家さんからの「米を磨いて美味しいお酒が出来るのはわかるが、お米を削るのはもったいないのでなんとかお米を磨かないで美味しいお酒が造れないものなのか?」 という声から始まったこのお酒。
中手新千本(なかてしんせんぼん)というお米(一般米)を使って仕込まれています。
お酒造りに特化して開発された酒米とは異なり、食べると美味しい一般米には雑味にとらえられる成分が多く含まれています。また、低精白だと、お米の外側(糠)の部分に雑味の原因となりやすい成分が多く含まれているため、それをお酒に残さない技術が必要になります。
農家さんの想いをなんとか実現するために試行錯誤を繰り返して出来上がったのがこのお酒です!
穏かで日本酒らしいフローラルな香り、含むとお米由来の優しい甘みを感じ、適度に引き締まった酸と厚みのある旨みが広がり、後半のキレのある辛さへと流れていきます。
蔵元/亀齢酒造(広島県)
原材料名/米(国産)・米麹(国産)
原料米品種/中生新千本
精米歩合/80%
アルコール分/17.5度
日本酒度/+5~+6
酸度/1.8~2.0