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■新・大鋸通信VOL212008/08/26更新

新・大鋸通信VOL21

先月の事ですが、ある介護施設の夏祭りに生サーバーの件でお手伝いに行って参りました。

お年寄りの様々な光景、親族との会話などを目の当たりにいたしました。

ふっと見るとお孫さんが3人、おばあちゃんを囲い学校の宿題のようなものを広げ皆で話していました。おばあさんの後姿は、 かなり年を召された方に見えましたが、お孫さん達のにこにこした姿と、おばあちゃんに語りかける姿に感動いたしました。 思わず近くへ行き暖かい雰囲気に耳を傾けてしまいました。

近頃ではお年寄りの住む環境、場所、家族内での関係すらうまく行かないところもよく耳に致します。ありがたいことで、 このような施設での暮らしも国からの予算支援もあるおかげですが、一方我々市民の負担もとても大きい訳です。とは言え「痴呆」 がひどくどうしようもない家庭も数少なくはありません。私も以前親類で経験いたしましたが、そうなりますと皆が迷惑がり、いやがり、 文句を言い、嫌われるのがお年寄りです。挙句の果てに身内のごたごたまで生まれてくるざまです。 昔姥捨て山があった事を聞いた事がありますが、とても複雑な心境に立たされます。いずれ文句を言ってた自分たちも、 必ずその道を踏んでいくのです。いずれ自分たちも老いるのです。でも小さな頃から育ててくれたのは親です。 その親を老いたから邪魔者にしていいのでしょうか。邪魔者とは言いすぎですが、今度は自分たちが面倒を見て、 育ててくれたお礼に恩返しする番じゃないですか?親はおしめ変え、ご飯を食べさせ、怪我や事故の起きないよう、 働きながらも常に暖かく見守ってくれたたのだろうと・・・

ただこれから成長して行く過程と、老いて行く過程の違いで人は嫌になるのでしょうか?

近代はこうした便利な施設のおかげで、皆が過ごしやすくなりありがたい事です。しかし、こうしたイベントには家族みんなで、 いくら痴呆症のお年寄りでも囲って話せる機会は大切ですね。「喉もと過ぎれば暑さ忘れる」とはよく言ったものです。 常に初心に帰り感謝の心で日々を迎えたいものです。

                                         大鋸伸行

 

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